週刊MEOレポート【高級焼肉ブランド編】を公開しました
最新レポート口コミサイトを”もっと”売上に変える店舗支援SaaS「口コミコム」を運営する株式会社mov(代表取締役:渡邊 誠、本社:東京都渋谷区、以下mov)では、『口コミコム』の分析機能を用いてレポートを作成しています。
今回は、高級焼肉4ブランド(叙々苑・kintan・平城苑・焼肉トラジ)に寄せられた10,485件の口コミを調査し、4ブランドの比較検証を行いました。
このレポートから
・ブランド別口コミ投稿件数の年別推移では、全てのブランドで口コミ数が増加しており、その中でもkintanの口コミ数が増加していたこと
・低〜中価格帯の焼肉チェーンブランドとの顧客満足度(QSCA)を比較したところ、全スコアにおいて高級焼肉ブランドのほうが高い水準で、中でも”清潔感”について大きな差が開いたこと
・ブランド間で差が出たキーワードとしては、「時間」「景色」「タレ」などの”肉以外”のものであったこと
がわかりました。
この週刊MEOレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
レポートURL
→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202302_luxuryyakiniku/
今回の調査対象
今回は、高級焼肉4ブランド(叙々苑・kintan・平城苑・焼肉トラジ)の口コミ(総数10,485件)を分析しました。
高級焼肉4ブランドの新規口コミ投稿件数の年別推移
高級焼肉4ブランド全体の口コミ投稿件数は2017年ごろから増加しています。2021年には、投稿数が2020年を下回りましたがそこから持ち直し、2022年に過去最高の3,370件の口コミを獲得しました。2021年〜2022年の右肩上がりの様子から、2023年以降の口コミ数の更なる増加が予想されます。
ブランド別新規口コミ投稿件数の年別推移
ブランド別の新規口コミ投稿件数の推移です。同じ9店舗での比較で口コミ数はKintan>叙々苑>平城苑>焼肉トラジの順で2020年まで推移していました。2022年には、どのブランドでも口コミ数が増加しており、全てのブランドで同様の傾向が見られますが、その中でもkintanの口コミ数が増加していました。
口コミコムを利用した分析例(QSCA分析)
口コミコムを利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
それらのAI解析を用いた分析例として「叙々苑」のQSCA・頻出ポジネガキーワードを確認しました。
QSCAは”品質”・”接客”・”清潔感”が高スコアとなりました。キーワードは「タン」「綺麗」「値段」にポジティブな口コミが寄せられていました。タンをはじめとした食事、接客や店内の綺麗さなどが、価格を上回る満足度であることがわかります。一方、ネガティブ率の高いキーワードでは「時間」があり、予約せず店に向かうと待ち時間が長くなる、といった口コミが集まっていました。
レポートでは、他の3ブランドについても同様に分析しております。ダウンロードして、是非ご覧ください。
レポートURL
→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202302_luxuryyakiniku/
【独自分析】ブランド別の口コミ傾向(ブランド別戦略キーワード評価チェック)
口コミコム を利用することで、口コミ内のキーワードの投稿回数だけでなく、そのキーワードが利用された文脈をAIが判定して、口コミを傾向として見ることができます。
接客・サービスに関するワードを分析しました。叙々苑の「スタッフ」、焼肉トラジの「時間」に対する口コミのポジティブ率が100%でした。「スタッフ」からは、店員さんの対応の水準が高く、肉以外の面でも評価が高いことがわかります。「時間」からは、待つことによるストレスがなくスムーズに入店できる点が高く評価されていることがうかがえます。
レポートでは、「景色」「タレ」「アイス」といったキーワードについても分析しております。ダウンロードして、是非ご覧ください。
レポートURL
→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202302_luxuryyakiniku/
詳細はプレスリリースをご覧ください。
【叙々苑 / kintan / 平城苑 / 焼肉トラジ】高級焼肉店1万件超の口コミを分析:差別化ポイントは「時間」にあり!? #週刊MEOレポート