業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」及び 店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」を運営する株式会社mov(代表取締役:渡邊 誠、本社:東京都渋谷区、以下mov)では、『口コミコム』の分析機能を用いたレポートを公開しました。
この調査では、もっとも平均口コミ数が多いブランド・もっとも平均評価(★の数)が高いブランド・もっとも外国語口コミ比率が高いブランド・各ブランドで多く使用されているキーワードをお伝えします。
本レポートの調査対象
本調査は、スポーツショップ4ブランドに寄せられた口コミ7,038件を対象に行いました。
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スポーツデポ(株式会社アルペン):154店舗
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ムラサキスポーツ(株式会社ムラサキスポーツ):110店舗
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ヒマラヤ(株式会社ヒマラヤ):98店舗
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メガスポーツ(株式会社メガスポーツ):94店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
1店舗あたりの口コミ数が多いのは「スポーツデポ」、平均評価が高いのは「ムラサキスポーツ」

こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランドは「スポーツデポ」で22.3件、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは「ムラサキスポーツ」で★4.46でした。
平均評価がもっとも高い「ムラサキスポーツ」では、★5の割合が高い

こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの「評価(★の数)の内訳」を算出しています。4ブランドの中で平均評価がもっとも高い「ムラサキスポーツ」では、★5の割合が79.8%と他3ブランドに大きく差をつけています。
「スポーツデポ」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成

こちらの表では、「スポーツデポ」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「用品」 はこんな文脈で使用されています >
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「多種多様なスポーツ用品が販売されていて便利」
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「夏はキャンプ用品、冬はウィンタースポーツ用品が充実している」
< ポジティブ率が高いキーワード「ブランド」 はこんな文脈で使用されています >
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「ブランドの種類も品数も豊富で満足」
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「プライベートブランドの製品は比較的安く購入できて便利」
< ネガティブ率が高いキーワード「残念」 はこんな文脈で使用されています >
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「登山用品の取り扱いがなくなったのが残念」
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「店員の挨拶や対応はあまり良くなかったのが残念」
「スポーツデポ」ではキーワード「アウトドア」のポジティブ率が高い結果に

こちらの表では、調査対象4ブランドにおける、「商品」「オペレーション」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:アウトドア >
「スポーツデポ」ではキーワード「アウトドア」のポジティブ率が91%と、「ヒマラヤ」「メガスポーツ」よりも高いスコアとなっています。実際の口コミを見てみると、「アウトドア用品の種類が豊富で値段も安い」といった声が多く見られました。
< キーワード:レジ >
キーワード「レジ」のポジティブ率は4ブランドに共通して低い結果となりました。レジにおける接客態度や、精算にかかる時間の長さに不満の声が多く寄せられており、共通の課題となっています。
レポートでは他にも、キーワード「接客」「施設・設備」「値段」「割引」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。