インバウンド客を集客するためには、口コミを増やす取り組みが重要です。
一方で「どうお願いすればいいかわからない」「英語が苦手で声をかけづらい」と感じて、なかなか行動に移せない方も多いはずです。
この記事では、インバウンド客の口コミを増やすメリット、口コミを集める具体策、外国人観光客が喜ぶ対策を解説します。
インバウンド集客に課題を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
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インバウンド客の口コミを増やすメリット

インバウンド対策をするうえで重要なのが口コミ施策です。
ここでは、インバウンド客の口コミを増やすメリットを4つ解説します。
1. インバウンド客の口コミは高評価傾向
一般的に日本では「星3が平均」と考える傾向にあり、満足度が高いと星4や星5をつけるのが一般的です。
しかし海外、とくに欧米やアジアの多くの国では「問題なければ星5」という考えが普及しているため、インバウンド客の口コミは高評価の傾向にあります。
インバウンド客からの良い口コミが増えれば全体の星評価が高くなり、結果として初来店の不安が減り、競合店と比較された際も選ばれやすくなります。
2. 同じ言語圏からの集客が期待できる
多言語の口コミが増えると、同じ言語圏からの来店が期待できます。同じ言語の口コミは「同じ国の人も満足した店」と伝わり、安心感につながるためです。
たとえば、英語の詳細レビューがある飲食店は、他の英語圏の旅行者がその情報を参考にして来店する可能性が高まります。同様に、中国語や韓国語、スペイン語などの口コミがそろうほど、それぞれの言語圏からの集客につながります。
来店→口コミ→次の来店の流れが回り、安定したインバウンド集客が期待できます。
3. とくに中国人は口コミを重視する
中国人観光客は口コミを重視しがちで、中国人の約4人に3人がネットの口コミを気にするというデータもあります。
そのため、中国人集客を検討しているのであれば、中国人からの口コミを増やす施策が重要です。
中国国内ではGoogleの利用が制限されているため、中国人観光客に対しては、中国最大級の口コミサイト「大衆点評」への口コミ投稿を促すことが、集客を左右するポイントとなります。
関連記事:中国人集客、まず何をすべき?インバウンド担当者が最初に押さえるべき基本と最新トレンド
4. 日本人には気づかない点が明確になる
インバウンド客の口コミを分析すると、日本人のお客様とは違った視点やニーズに気づくことがあります。たとえば「店内のこの装飾が日本らしくて素敵だ」「写真付きメニューが助かった」などの感想は、日本人にとっては当たり前でも、外国人にとっては魅力的なポイントかもしれません。
逆に「食べ方がわからなかった」「クレジットカードが使えなくて不便だった」「英語が通じなくて困った」といった改善点も見えてきます。
インバウンド客の声を拾い上げてサービス改善に活かせば、満足度をさらに高められ、評価や口コミ数にも反映されます。
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インバウンド客が情報収集する口コミサイト

外国人観光客は、訪日前や旅行中にさまざまなサイトやアプリを使って情報収集をしています。
ここでは、インバウンド集客においてとくに重要な5つの口コミサイトをご紹介します。
Googleマップ
インバウンド客が最も利用する口コミサイトはGoogleマップです。Googleによると、月間ユーザーは20億人にも達します。
旅ナカはもちろん、訪日前からGoogleマップで行きたい場所をリストアップしています。
大衆点評
中国人観光客をターゲットにするなら「大衆点評(たいしゅうてんぴょう)」への対策は欠かせません。「中国版食べログ」とも呼ばれ、訪日中国人の2人に1人以上が利用しています。
グルメだけでなくショッピング、ホテル、エンターテイメントなど、あらゆるジャンルの店舗情報とユーザーによる口コミを掲載・閲覧できます。
「口コミコム」の運営企業である株式会社movは日本で3社しかいない大衆点評の正規代理店です。
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トリップアドバイザー(Tripadvisor)
トリップアドバイザーは、月間4億人ものユーザーが利用する世界最大級の旅行口コミサイトです。宿泊施設、レストラン、観光スポットなどに関する膨大な口コミが掲載されており、欧米圏の旅行者を中心に絶大な信頼を得ています。
口コミ数や評価が高い店舗には「トラベラーズチョイス」などの認定が与えられ、さらなる集客につながります。
多言語に対応しており、世界中の旅行者にアプローチできる点が強みです。
Booking.com(ブッキングドットコム)
Booking.comは世界最大級の宿泊予約サイトで、多くのインバウンド客がこのサイト経由で予約しています。
実際に宿泊した人しか口コミを投稿できない仕組みのため、情報の信頼性が高いのが特徴です。口コミの点数がホテルのランク付けや検索順位に大きく影響します。
現在は飲食店や体験ツアーなども掲載されるようになっており、宿泊以外の業態でも活用の機会が広がっています。
多言語対応はもちろん、各国の旅行者の特性に合わせた検索フィルターなども充実しており、宿泊業界にとって重要なプラットフォームの一つです。
Expedia(エクスペディア)
Expediaは、アメリカのエクスペディア・グループが運営する世界的なオンライン旅行代理店(OTA)です。航空券とホテルをセットで予約できるのが人気で、とくに北米からの旅行者に多く利用されています。
宿泊施設だけでなく、現地オプショナルツアーやアクティビティの予約も可能です。
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インバウンド客の口コミを増やす方法4つ

待っているだけでは、なかなか口コミは増えません。ここでは、インバウンド客に口コミを投稿してもらうための具体的なアクションを4つご紹介します。
直接お願いする
もっともシンプルかつ効果的な方法は、来店したインバウンド客に直接お願いすることです。会計時やお見送りの際に、「もしよければGoogleマップに感想を一言お願いします」と添えるだけでも、投稿率は大きく変わります。
お客様の満足度が高まっているタイミングで声をかけるのがポイントです。
<店頭の一言例:「もしよければGoogleマップに感想を一言お願いします」>
英語
“If you enjoyed your visit, please leave a quick review on Google Maps.”
“Your review helps other travelers. Thank you.”
言葉の壁が心配な場合は、翻訳機やGoogle翻訳を活用しても良いでしょう。
「口コミを書いていただけると嬉しいです」というフレーズを英語や中国語などでメモしておき、指差しで伝えるだけでも気持ちは伝わります。
QRコードを印刷して掲示しておく
言葉で伝えるのが難しい場合や、忙しい時間帯には、QRコードを活用するのがおすすめです。英語版、中国語版(簡体字・繁体字)、韓国語版など、複数の言語でQRコードとその説明文を用意し、テーブルや会計カウンターに設置しておくと良いでしょう。
<掲示文の例:「Googleマップに口コミを投稿してください。」>
英語: “Share your experience on Google Maps.”
中国語: “分享您的体验!”
韓国語: “리뷰를 남겨주세요.”
かんたんな呼びかけ文を添えるだけで、投稿への心理的ハードルがぐっと下がります。
口コミの例文を一緒に見せる
口コミが書けない理由は「文章が浮かばない」ケースが多いため、例文を提示するのも有効です。
<感想の例文>
“The staff explained the menu clearly.”
→ スタッフがメニューをわかりやすく説明してくれました。
“Photos of the menu helped me choose.”
→ メニューの写真が役立ちました。
“Cashless payment was available.”
→ キャッシュレス決済が利用できました。
紙で渡す場合は、例文とQRを同じカードに載せます。スタッフが読み上げて案内するとより伝わりやすくなります。
実際の投稿画面のスクリーンショットや、他のお客様が書いてくれた良い口コミを印刷して見せるのも良いアイデアです。
具体的なイメージが湧けば、「自分も書けそうだ」と思ってもらいやすくなり、投稿率の向上が期待できます。
口コミしたくなる商品・サービス作りをする
最終的に口コミを誘発するのは、お客様の「感動」です。思わず誰かに伝えたくなるような商品やサービスを提供すれば、自然な口コミ投稿につながります。
- 写真映えする空間や盛り付けの料理
- 日本らしい体験ができる演出
- 期待以上の親切な接客
困っているときの手助けなど、心のこもったサービスも強い印象を残します。「この店に来てよかった」と心から思ってもらえる体験を提供し続ければ、良質な口コミを増やせるはずです。
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口コミを増やすために!喜ばれるインバウンド対策
口コミを増やすには、外国人観光客が快適に過ごせる環境作りが大切です。
ここでは、インバウンド客に喜ばれ、口コミを増やすことにつながる店舗対策を6つ紹介します。
1. 無料Wi-Fiを設置する
旅行中は地図を見る、情報を調べる、SNSに写真をアップするなど、常にネット接続を求めています。そのため、無料Wi-Fiがあるかどうかはお店選びの重要な基準です。
Wi-Fi環境が整っていれば安心感につながるだけでなく、食事や休憩中にインターネットを利用でき、滞在中の満足度が高まります。
また、その場で口コミを投稿してもらえる可能性も高まります。SSIDとパスワードを店内の目立つ場所に分かりやすく掲示し、誰でもかんたんに接続できるようにしておきましょう。
2. メニューを多言語化する

日本語のメニューしかないと、インバウンド客は何を注文していいかわからず不安になります。英語メニューは必須にし、できれば中国語(簡体字・繁体字)や韓国語などにも対応できると良いでしょう。
すぐに多言語メニューを作るのが難しい場合は、写真付きにするだけでも視覚的に伝わって効果的です。指差しで注文できれば、言葉が通じなくてもスムーズにオーダーできます。
宗教上の理由で食べられない食材がある方のために、使用食材をアイコンで表示する工夫も喜ばれます。
3. モバイルオーダーを導入する
モバイルオーダーを導入すれば、インバウンド客が言語の壁を感じずに注文できます。
また、日本のメニューに不慣れなインバウンド客も、写真や多言語対応の説明を見ながらじっくり選んで注文できます。とくに料理の詳細情報(辛さのレベル、アレルギー情報、おすすめの食べ方など)を多言語で表示できれば、より安心して注文してもらえるでしょう。
店舗スタッフにとっても、注文の聞き間違いや言葉が通じないストレスから解放され、業務効率化につながります。
スムーズな注文体験は顧客満足度を向上させ、良い口コミにつながります。
4. キャッシュレス決済に対応する

海外ではキャッシュレス決済が日本以上に普及している国が多く、現金をあまり持ち歩かないインバウンド客も増えています。
クレジットカードはもちろん、QRコード決済、交通系ICカードなど、多様な決済手段に対応すればあらゆる国からの旅行者に対応できます。とくに中国ではWeChat PayやAliPayなどのQRコード決済が主流です。
キャッシュレス決済の導入は、お客様にとって便利なだけでなく、店舗側にもメリットがあります。現金のやり取りによるミスが減り、会計時間が短縮されるため、業務効率が向上します。
また「現金しか使えない」理由で入店を諦めたり、手持ちがないため追加の注文を諦めたりする機会損失を防げます。
関連記事:WeChat Payとは?導入方法や費用・集客のポイントを紹介
5. ハラル・ベジタリアン・ヴィーガン対応する
世界には宗教や信条、健康上の理由から、食事に制限を持つ方が多くいます。イスラム教徒向けのハラル対応や、ベジタリアン・ヴィーガン向けのメニューを用意すれば、他店との差別化を図れます。
世界人口の多くを占めるこれらの層に対応できている飲食店は、日本ではまだ多くありません。
完全なハラル認証を取得するのは難しくても、「豚不使用」「アルコール不使用」「卵不使用」など、具体的にメニューに表記するなど、できる範囲での配慮を示すだけでも喜ばれます。
ベジタリアン・ヴィーガンメニューについても同様です。動物性食材を使用していない料理を用意し、メニューに明記すれば、安心して注文してもらえます。
こうした配慮は口コミで高く評価され、同じニーズを持つ旅行者の来店につながります。
6. スタッフ向けに外国人対応研修を実施する
インバウンド客に喜ばれる店舗を目指すには、設備やツールも大切ですが、最後はやはり「人」です。
スタッフが外国人観光客に対して物怖じせず、笑顔で接することができるよう、研修を行うことも有効です。かんたんな英語フレーズの練習や、文化の違いについての理解を深める機会を設けましょう。
完璧な語学力は必要ありません。相手の言いたいことを理解しようとする姿勢や、困っている時に助けようとする親切心があれば、気持ちは通じます。
温かいおもてなしの心こそが、良い口コミを増やす近道になります。
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まとめ|インバウンド対策で口コミを増やし、集客アップを目指そう
インバウンド客の口コミを増やすことは、外国人観光客の集客において非常に効果的な施策です。良い口コミは新たな顧客を呼び、お店の信頼性を高め、売上アップに貢献します。
まずはGoogleマップや大衆点評などの主要な口コミサイトを整備し、Wi-Fiや多言語メニューなどの受け入れ環境を整えましょう。その上で、お客様に直接口コミをお願いするなど、積極的なアクションを起こしていくことが大切です。
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