「SNSは頑張っているけど、売上につながっている実感が乏しい」
「チラシやクーポンを出したいが、赤字にならないか不安…」
このような悩みを抱えている飲食店の経営者やマーケティング担当の方は多いのではないでしょうか。
販促(販売促進)には多くの種類があり、自店に合った方法を選ばなければ、時間とコストを浪費するだけで効果を得られないことも珍しくありません。
この記事では、飲食店が実施するべき販促方法を12個ご紹介します。
また、販促に失敗しないためのポイントや、実際に成功した飲食店の事例も紹介します。自店に最適な販促方法を見つけ、効率よく集客につなげましょう。
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飲食店はなぜ販促活動が必要なのか?

多くの飲食店が乱立する現在、消費者にとって「おいしい」というのは当たり前になりつつあります。
どれほど内装にこだわり、魅力的なメニューを開発したとしても、存在を知られていなければお客様の選択肢にすら入りません。
だからこそ、「この店に行きたい」と選ばれる施策が必要不可欠なのです。
販促には、チラシやのぼりなどのオフライン施策に加えて、Googleマップ(口コミ)、SNS、ホームページ、LINEといったオンライン施策もあります。大切なのは、目的に合わせて手段を使い分けることです。
とくに2024年以降は、インバウンド需要の拡大やDXの普及により、「スマホで飲食店を探し、予約する」というプロセスが標準化されました
また、販促は新規のお客様を集めるだけでなく、リピーターづくりにも効果的です。来店後も情報発信やフォローを続け、お客様との接点を保つことで「また行こう」と思ってもらえるきっかけが増えます。
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飲食店が販促で失敗しないためのポイント
飲食店が販促で失敗しないためには、事前にしっかりとした戦略を練ることが大切です。ここでは、とくに重要な5つのポイントを紹介します。
販促の「目的」を明確にする

まず、何のために販促を行うのか、その目的を明確にしましょう。
「新規客を増やしたいのか」「リピーターを増やしたいのか」「特定のメニューを売りたいのか」といった目的によって、選ぶべき販促手法は異なります。
目的が曖昧なまま販促を行っても、効果検証ができず改善につなげられません。
ターゲットとなる「ペルソナ」を具体化する
次に、どんなお客様に来てほしいのか、ターゲットとなる「ペルソナ」を具体化します。
仕事帰りの一杯を楽しんでほしい30代のビジネスパーソンと、休日にゆっくり食事をしてほしいファミリー層では、選ぶべき媒体やメッセージは異なります。
年齢から性別・職業・住んでいるエリア・趣味、行動パターンに至るまで、できるだけ細かく設定しましょう。そのうえで、自店の強みと照らし合わせ、立地や客層に合う販促方法を選びます。
- 駅近の店舗:看板やMEO(ローカルSEO)で、通行人・近隣検索の来店を狙う
- 住宅街の店舗:ポスティングやLINEで、地域住民のリピートを増やす
- 若年層向け:InstagramやTikTokで発信を強化する
- 高齢層向け:折り込みチラシやポスティングで認知を広げる
販促費の目安は「売上の3%〜5%」に設定する

販促にはコストがかかりますが、かけすぎると経営を圧迫してしまいます。
一般的に、飲食店の販促費の目安は売上の3%〜5%といわれています。1か月の売上が300万円の場合、販促費はおおよそ9万〜15万円を目安にするとよいでしょう。
この予算内で最大の効果が得られるよう、各施策への配分を考えます。無理のない予算設定をすることで、継続的な販促活動を実現できます。
複数の施策を並走して実行する
一つの販促手法だけに頼るのではなく、複数の施策を組み合わせて実行しましょう。
- SNSで情報を発信しつつ、店頭でチラシを配る
- MEO(ローカルSEO)を行いながら、グルメサイトにも登録する
- チラシにQRコードを載せてLINE登録を促す
複数のチャネルでお客様との接点を持つことで、相乗効果が期待でき、より多くの集客につながります。
効果測定と改善(PDCA)を繰り返す

販促はやりっ放しにせず、効果を検証することが大切です。
「チラシ経由で何人来たか」「Instagramの投稿でどれだけ予約が入ったか」などの数字を確認します。反応が良かった施策は継続し、悪かったものは改善、または停止します。
常にPDCAサイクルを回し、次回以降の販促戦略に役立てましょう。
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飲食店の販促アイデア12選
ここからは、飲食店におすすめの具体的な販促アイデアを12個紹介します。
1. ビラ配り

ビラ配りは、お店の近くを通行する人に直接チラシを手渡す販促方法です。お店やスタッフの雰囲気を直接伝えられ、その場の来店も期待できます。
配布時間はターゲットに合わせましょう。主婦層なら午前〜昼過ぎ、会社員ならランチ帯や夕方以降など、ターゲットの生活スタイルに合わせてアプローチすることで、受け取り率を高められます。
チラシの内容は情報を詰め込みすぎず、「何の店で、どんなメリットがあるか」が一目で伝わる構成にしましょう。
さらに来店の後押しとして、クーポン付きにする方法もあります。「チラシ持参で〇〇円引き」「1品サービス」など、来店のきっかけになりうる特典を用意すると、反応率アップが期待できます。
駅前や路上でチラシを配るときは、原則として管轄の警察署へ「道路使用許可」の申請が必要です。駅前のロータリーは鉄道会社の管轄になることもあるため、この場合は鉄道会社に使用許可を申請しましょう。
2. 折り込みチラシ
折り込みチラシは、新聞にチラシを折り込んで配布する販促方法です。配布したい地域や日程、折り込む新聞の種類を選びます。
新聞を購読している地域住民、とくに中高年層に届きやすいため、地域密着型の飲食店やデリバリーの告知に向いています。
一度に多くの家庭へ配布でき、手元にも残りやすいので、後日「行ってみよう」と思い出してもらえるのもメリットです。
また、チラシにクーポンを付ければ、利用数から反応を把握しやすくなります。
3. ポスティング

ポスティングは、お店周辺の住宅(一戸建て・マンション)やオフィスのポストにチラシを投函する販促方法です。
郵便物と一緒に手に取ってもらえるので、メルマガやSNS広告より目に留まりやすい傾向があります。
配布エリアや建物を細かく指定でき、新聞を購読していない層にも届けられるため、ターゲット層が住む地域にピンポイントでアピールできます。
地域密着型の店舗やデリバリーの認知拡大にとくに有効で、クーポンを付ければ来店の後押しになり、反応も上がるでしょう。
少量なら自分で配る方法もありますが、より広範囲へ大量に届けたいときや、オープン直前などでスピードを重視するケースでは、実績のあるポスティング業者に依頼すると安心です。「地名+ポスティング」で探せます。
印刷から配布までまとめて対応してくれる会社もあるので、手間を減らしたい人は検討するとよいでしょう。
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4. 周辺店舗にチラシを設置
近隣のホテルや美容室、アパレルショップ、オフィスなどにチラシを置かせてもらう販促方法もあります。
チラシの設置を依頼する場合は、オーナーや店長に直接相談するのがよいでしょう。日頃から付き合いのある店舗なら、話が通りやすくなります。
相手のお店と相互にチラシを置けば、お互いのお客様を紹介しあえます。
設置場所は、「お客様の目に入りやすい」「手に取りやすい」「邪魔にならない」の3つで選ぶのが基本です。
- レジ横・会計待ちの導線
- 入口付近
- テイクアウト受け渡し口・待ちスペース
- チラシラックやパンフレット棚
- トイレ前・通路の掲示スペース
5. 看板やのぼり

お店の前に看板やのぼりを設置し、通行人の目を引く販促方法です。とくに初回来店を迷っている人にとって、店頭の情報は入店を決める最後のひと押しになります。
おいしそうな料理写真、ランチメニューの内容、価格などを大きく掲示し、入りやすい雰囲気を作りましょう。
ブラックボードを使って、日替わりメニューやスタッフのコメントを手書きするのも効果的です。デジタルな時代だからこそ、手書きのメッセージは店主やスタッフの人柄を感じてもらう絶好の機会になります。
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6. ポイントカード
リピーターづくりに有効なのが、ポイントカードを活用した販促です。
来店回数や利用金額に応じて「ドリンク1杯無料」「1品サービス」などの特典を用意すると、次の来店につながりやすくなります。
最近では、スマホアプリやLINEを使ったデジタルポイントカードも普及しており、財布がかさばらないため好まれます。
印刷が不要なのでコストを抑えられ、運用も手軽です。さらに顧客情報を蓄積でき、クーポン配信などの再来店施策にも活用できます。
7. DM(ダイレクトメール)

DM(ダイレクトメール)は、顧客リストにある住所やメールアドレス宛に案内を送る販促方法です。
お得なキャンペーンや季節イベント、誕生日に合わせてクーポンを送り、再来店を促します。
反応を高めるには、全員に同じ内容を送るのではなく、お客様ごとに内容を変える「パーソナライズDM」が有効です。宛名を個人名にすると特別感が出やすく、開封率も高まります。
送付後は、来店数や売上への影響をしっかり記録し、次の施策に活かしましょう。
8. MEO(Googleビジネスプロフィール)

MEO(MapEngineOptimization)とは、Googleに載っている店舗・施設の情報を充実させることで、Google上での露出増加や、集客・売上向上を目指す取り組みのことを指します。
GoogleマップやGoogle検索が「お店探し」に利用されるようになった現在、MEOは飲食店や小売店、宿泊施設、観光施設などをはじめとした実店舗における集客施策として注目され始めています。
MEO施策を実施するにはGoogleビジネスプロフィールを活用します。無料で登録できますが、効果を出すには営業時間・メニューなどを常に最新の情報に更新するよう心がけましょう。
また、写真や動画を充実させるとともに、投稿機能を活用した最新情報の発信、口コミへの返信が重要です。
複数店舗を運営している場合や、運用の手間を減らしたい場合は、一括管理ツールの活用がおすすめです。
「口コミコム」を使えば、Googleマップを含む複数の口コミサイトをまとめて更新・管理でき、AIで口コミを分析したり返信を効率化したりできます。キャンペーンやクーポン配信など、販促に使える機能も充実しています。
日々の運用負担を抑えつつ、集客効果を最大化したい方は、ぜひチェックしてみてください。
9. ホームページ
ホームページは、飲食店にとって「店の顔」となる販促ツールです。
SNSやグルメサイトだけでは伝えきれないお店のこだわりやメニューの詳細、スタッフ紹介などを自由に発信できます。
おすすめ料理やこだわり、コンセプトをわかりやすく紹介し、写真も活用して「ここに行ってみたい」と思わせるホームページを目指しましょう。あわせて、営業時間や季節メニュー、キャンペーンなどの情報を定期的に更新することも大切です。
必要に応じてリスティング広告を活用すると、GoogleやYahoo!でお店を探している見込み客に見つけてもらいやすくなります。
10. 地域メディアに広告出稿

地元のフリーペーパーや地域情報サイト、ローカル番組、ラジオなどに広告を掲載する方法も販促として有効です。
地元に住む人や、その地域で働く人に直接アプローチできるため、近隣の見込み客へ効率よく認知を広げられます。長年親しまれている地域メディアであれば、読者との信頼関係が築かれているため、掲載情報の注目度が高く、新規客の獲得につながりやすいでしょう。
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11. グルメサイトに登録
多くのユーザーはお店探しの際にグルメサイトを利用するため、そこに店舗情報が載っているだけで、来店候補に入りやすくなります。
また、最近ではインバウンド(訪日外国人)集客も重要になっています。
とくにインバウンド市場をけん引する中国からの旅行者にアプローチするなら、中国最大級の口コミアプリ「大衆点評(Dianping)」への掲載が必須です。
口コミコムは大衆点評の公式代理店として、店舗掲載の手続きはもちろん、店舗情報の整備・翻訳、口コミ獲得の導線づくり、中国語口コミの分析までまとめてサポートします。
「中国からの来店を増やしたい」「大衆点評に登録したいが何から始めればいいか分からない」という方は、まずは状況を伺ったうえで最適な進め方をご提案します。
中国人集客を強化したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
関連記事:大衆点評とは?店舗集客に不可欠な理由や使い方を徹底解説
12. SNSで情報発信

今は多くの人がSNSでお店の情報を調べています。
たとえばInstagramは写真や動画で魅力を伝えやすく、飲食店の販促と相性が良い媒体です。また、X(旧Twitter)は拡散性が高く、限定メニューの告知やリアルタイムの情報発信に向いています。
SNSはターゲットに合わせて選ぶことが重要で、たとえば若い層に広く届けたいならTikTokのような動画プラットフォームが有効です。あわせて、LINEの友だち追加を促し、クーポンなどの特典を案内すれば、来店の後押しやリピートにもつなげられます。
ユーザーとのコミュニケーションを重ねることで、お店のファン獲得も期待できます。
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飲食店の販促事例2選
最後に、実際に販促ツールを活用して成果を上げた飲食店の事例を2つ紹介します。
MEOと大衆点評の活用で売上350万→1,000万へ

東京のある焼肉店では、オープン当初、知人以外の集客に苦戦し、売上が伸び悩んでいました。グルメサイトにも掲載していたものの、「多額の広告費をかけないと露出が増えない」というジレンマを抱え、費用対効果に不安を感じていました。
そこで「日本人客に加え、インバウンドもターゲットにするという戦略に舵を切り、店舗支援ツールの「口コミコム」を導入。MEO対策と中国の口コミアプリ大衆点評の運用を始めました。
Googleマップで多言語の投稿を続けた結果、外国人観光客の来店が増加。さらに投稿された口コミが次の来店につながり、集客の好循環が生まれました。
また、大衆点評も活用することで、英語が得意でなくても店舗の魅力を海外ユーザーに伝えやすくなり、インバウンド集客の強い武器になりました。
その結果、月商350万円から1,000万円へ大幅に向上。MEOとインバウンド対策を同時に進めたことで、劇的な成果を上げた事例です。
詳しくは「【売上350万→1,000万へ】口コミコム×大衆点評で焼肉店が“インバウンド繁盛店”に」の記事をご確認ください。
大衆点評の広告戦略で売り上げ目標を達成

大阪のある飲食店では、インバウンド対策の必要性こそ感じていたものの、リソース不足で着手できていませんでした。
そこで、とくに中国人来客が多い店舗を重点対象にし、店舗支援ツール「口コミコム」を導入するとともに、大衆点評の本格的な運用をスタートしました(口コミコムは大衆点評の正規代理店です)。
導入後は広告予算を設計し、月ごとに配信のON・OFFを切り替えながらPDCAを実施。
とくに集客が落ち込みやすい6月にはあえて広告を強化し、露出を増やす戦略をとりました。
その結果、店舗ページの表示数は4月の約3倍に伸び、ランチ帯の中国人客が増加。売上が厳しい見込みだった月でも、想定以上の売上につながりました。
広告の配信時間を戦略的に調整し、PDCAを回すことで、効率よく集客に成功した事例です。
詳しくは「中国からのインバウンドに注目、「大衆点評」の活用で売り上げ目標を達成」をご確認ください。
効率的な販促ならツールの活用がおすすめ
飲食店が売上を伸ばすには、適切な販促活動が欠かせません。販促の目的を明確にし、ターゲットや予算に応じて複数の施策をバランスよく実施することがポイントです。
しかし「忙しくてなかなか販促に手が回らない」というのが本音ではないでしょうか。
とくに、Googleマップやグルメサイト、SNSなどを媒体ごとに管理すると、更新の手間が増え、情報が古いまま放置されるリスクも高まります。
そこで役立つのが、店舗集客支援ツール「口コミコム」です。
Googleマップをはじめ、食べログ、Retty、Instagram、Facebookなど30以上のメディアと連携し、営業時間やメニューなどの情報をまとめて更新できます。媒体ごとにログインして修正する作業が減るため、接客や調理に集中しやすくなります。
また、外国語で書かれた口コミの翻訳や、海外の有力なマップアプリ・口コミサイト(大衆点評など)との連携も可能です。外国人観光客の集客を強化したい店舗にも最適です。
お店の情報を整理し、国内外のお客様に見つけてもらいやすい環境を整えて、効率的な販促を実現しましょう。
→「口コミコム」についてもっと詳しく見てみる