「外国人観光客が全然来てくれない…」
「インバウンド対策をしたいけど広告費は抑えたい…」
そんな悩みをお持ちではありませんか。じつは、Googleマップを活用すれば、高い広告費をかけなくてもインバウンド客の集客が期待できます。
しかし、活用方法を間違えると最悪の場合、アカウントが停止されることもあるので、運用には注意が必要です。
この記事では、Googleマップを使ったインバウンド対策の具体的な手順と注意点、実際に成功した事例を解説します。
Googleマップを使ったインバウンド対策なら「口コミコム」→何ができるか見てみる
目次
インバウンド対策にGoogleマップが使えるワケ
Googleマップは、国内に限らず世界各地で広く利用されているアプリです。
ここでは、Googleマップがインバウンド対策に向いている3つの理由をお伝えします。
世界20億人のユーザーにリーチできる

Googleマップは、世界でもっともダウンロードされている旅行系アプリの一つです。
Googleマップは世界中の国や地域で普及しており、月間ユーザー数は20億人を突破しています。訪日中も飲食店や観光スポットを探すとき、多くのインバウンド客がGoogleマップを使用しています。
訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke」の調査では、訪日外国人の99%がGoogleマップを使っているという結果が出ています。しかも、韓国からの初訪問者にいたっては「訪日中毎日使った」と回答した人が100%でした。
つまり、Googleマップに正しい情報を載せ、適切に運用するだけで、世界中の旅行者に店舗の存在を届けられる可能性があるのです。
<参照>
・Google:Q3 earnings call CEO’s remarks
・株式会社Payke:インバウンドの99%がGoogle Mapを利用! 訪日観光客の交通、飲食店探索など移動にまつわる課題を徹底調査!
旅マエも旅ナカもGoogleマップで情報を収集
外国人旅行者は、旅行前(旅マエ)の下調べから、旅行中(旅ナカ)のお店探しまで、Googleマップを頼りにしています。
Paykeの同調査によると、飲食店の「0→1の発見」(初めてのお店探し)にもっとも使われたのは、Googleマップをはじめとする地図アプリでした。初訪日者・リピーターを問わず、約半数が地図アプリで飲食店を探していると回答しています。
さらに、メニューや営業時間などの詳しい情報を調べるときも、全体の67.1%が地図アプリを利用しています。「お店を見つける」だけでなく、「そのお店に行くかどうかを判断する」ときにもGoogleマップが使われているのです。
自動翻訳機能でインバウンド対応が可能に

「外国語での情報発信なんて、うちにはハードルが高い…」──そう感じる方もご安心ください。Googleマップには自動翻訳機能があり、登録した一部の情報を閲覧者が設定している言語に合わせて自動で翻訳してくれます。
たとえば、口コミは自動翻訳の対象です。日本人のお客様が投稿した口コミも、英語や中国語で閲覧できるように翻訳されます。口コミの数を増やせば、それだけ多言語での情報発信にもつながるのです。
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Googleマップではすべてが自動翻訳されるわけではない
Googleマップの自動翻訳はとても便利ですが、すべての情報が翻訳されるわけではありません。ここを正しく理解しておかないと、「翻訳されていると思っていたのに、外国語で表示されていなかった」ということが起きてしまいます。
<自動翻訳される情報>
- 営業時間
- 住所(番地以下などビル名は自動翻訳されない場合あり)
- 電話番号
- 口コミ
- 属性(テイクアウト可、Wi-Fiありなど)
<自動翻訳されない(されにくい)情報>
- ビジネス名(店舗名)
- ビジネスの説明文
- 商品・メニュー・サービスの情報
- 店舗側の投稿(※閲覧環境により翻訳される場合もあり)
お店にとって大切な「ビジネス名(店舗名)」「説明文」「メニューやサービス情報」は翻訳されないため、自動翻訳に頼るだけでは不十分です。
翻訳されない部分は、自分自身で多言語の情報を追加しておく必要があります。
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Googleマップでインバウンド対策するには?
ここからは、Googleマップでインバウンド対策をするための具体的な手順を5つのステップでお伝えします。どれも今日から始められる内容ですので、まずはステップ1から取り組んでみてください。
1. ビジネスの名称を多言語で設定する
まずは、一番大切な「お店の名前」です。Googleマップではある程度自動で店名を英語に変換してくれますが、必ずしも意図通りに翻訳されるとは限りません。
漢字のまま表示されたり、不自然なローマ字表記になったりするのを防ぐため、正しい英語名を自分で設定しておくことが重要です。
ビジネス名の多言語設定は、以下の手順で行えます。
1.Googleマップで自店舗を検索
2. 左上のメニュー(三本線)から「言語」をクリック

3. 設定したい言語を選ぶ

4. 「Suggest an edit」をクリック

5. 「ビジネス名」をクリック

6. 英語表記を入力

まずは英語表記だけでも登録しておきましょう。
ビジネス名はインバウンド客がお店を探すときに最初に目にする情報です。ここが日本語だけだと、選択肢から除外されてしまう可能性があります。
2. ビジネスの説明と商品(メニュー)を多言語で併記する
ビジネスの説明文や商品・メニューの内容も、自動翻訳されません。確実に伝えたい情報は、日本語に加えて英語や中国語などを併記しておくと安心です。
説明文は、お店の特色やこだわりを端的に伝える欄です。日本語のあとに英語や中国語を併記しておくと、インバウンド客にもお店の魅力が伝わります。
設定方法は以下の通りです。
1. Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン
2. 「プロフィールを編集」を選択

3. 「説明」の欄に、日本語の後ろに英語を併記
4. 「保存」をクリックする

商品・メニューも同様に、料理の内容や価格帯が事前にわかるだけで、来店前の不安を減らせます。写真付きで登録すると伝わりやすい一方、料理名を「Oyakodon」のようにローマ字表記だけにすると、内容が想像しにくい場合があります。
そのため、「親子丼 / Chicken and Egg Bowl(Oyakodon)」のように、料理の概要と日本語の読み方をあわせて記載すると親切です。
また、外国語のメニュー表がある場合は、飲食店向けの「メニュー」機能を活用して写真そのものを登録しておく方法も有効です。外国語メニューが用意されていることが伝われば、来店の後押しにつながります。
3. キャッシュレス決済の情報を掲載する
インバウンド対応で押さえておきたいのが、キャッシュレス決済です。
インバウンド客の多くは、日常的にクレジットカードやスマホ決済で支払っています。現金のみの店舗は、それだけで候補から外れ機会損失につながる恐れがあります。
キャッシュレスに対応しているなら、Googleビジネスプロフィールの「属性」に登録してしっかりアピールしましょう。
設定は管理画面で 「プロフィールを編集」→ 「その他」を開き、表示される支払い手段ごとに 「はい/いいえ」 を選ぶ形式です。該当するものは「はい」にしておくと、来店前の不安を減らせます。
<設定できる属性の例>
- クレジットカード利用可
- 電子マネー利用可
- QRコード決済対応
店頭のステッカーや案内板(例:VISA/Master/Apple Pay対応)を店内写真として掲載すると、対応状況が一目で伝わります。
4. インバウンド客からの口コミを増やす

来店先を決める際、口コミは大きな判断材料になります。とくにインバウンド客は、「自分と同じ国・言語の利用者がどう評価しているか」を重視しがちです。
外国語の口コミが増えると、同じ言語圏の旅行者に安心感を与えられます。さらに、口コミ数や評価(星)はGoogleのローカル検索における「知名度」に影響し、検索結果にプラスに働くことがあります。
<外国人のお客様に口コミを書いてもらうポイント>
- 会計時やお見送りのタイミングで口コミをお願いする
- 多言語対応のQRコードを卓上やレジ横に設置する
- 口コミには丁寧に返信する(返信は自動翻訳されるため、日本語でも対応可能)
より具体的な口コミの集め方は、「インバウンド客の口コミを増やす方法4つ!集めるメリットや喜ばれる対策も解説」を参照してください。
5. 投稿機能を使って多言語で発信する
Googleマップの検索結果に表示される店舗は、主に「距離」「知名度」「関連性」の3つの要素で決まります。
- 距離:検索地点から店舗までの距離
- 知名度:Web上での評判や認知度
- 関連性:検索キーワードと店舗情報の一致度
「距離」はコントロールしにくく、「知名度」もすぐには上がりません。一方で「関連性」は、Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使うことで強化できます。
たとえば、ヴィーガン対応の店である場合、口コミで「ヴィーガンメニューがあった」と書かれるのを待つだけでは不十分です。店舗側で「投稿機能」を使い、英語や中国語を併記して積極的に発信することで、「ヴィーガン」というキーワードの関連性が高まり、「ヴィーガン」と検索されたときに検索結果にポジティブな影響を与える可能性があります。
そこで、日本語だけでなく、英語や中国語を併記し(例Our restaurant has a Vegan Menu!/我们餐厅提供纯素菜单!)、投稿で「本日のヴィーガンランチ」を継続的に発信します。
投稿機能の使い方は以下の通りです。
1. Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン
2. 「投稿」を選択

3. 「投稿を追加」をクリック

4. 「説明」の欄に、日本語の後ろに英語(多言語)を併記
5. 「投稿」をクリックする

ただ、より早く関連性を高めたいと、1日に何回も投稿するのは絶対にやめましょう。場合によってはスパムと判断される可能性もあります。週に2回を目安に投稿するようにしてください。
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Googleマップでインバウンド対策するときの注意点
Googleマップを使ったインバウンド対策では大きな効果が期待できますが、やり方を間違えると逆効果になるケースもあります。
ここでは、とくに気をつけたい3つの注意点をお伝えします。
ガイドラインに違反した口コミ施策は絶対にNG

口コミが集客に効果的だからといって、やってはいけない方法があります。
- 「口コミを書いたら割引」など、投稿と引き換えに特典をわたす
- 業者に依頼して高評価の口コミを投稿させる(いわゆるサクラ・やらせ)
- 店主や従業員が自店に高評価を付ける
これらはすべてGoogleのガイドライン違反です。発覚すると、口コミの削除やアカウント停止など厳しいペナルティを受ける可能性があります。一度信頼を失えば、回復にも時間がかかります。
口コミは操作するものではなく、来店したお客様が自然に投稿したくなる状態を作ることが基本です。日々の接客とサービスの質を高め、良い評価を積み重ねましょう。
<参照>
マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ:禁止および制限されているコンテンツ
MEOの支援会社選びは慎重に
「運用が手間だから業者に任せたい」というケースもあるかもしれませんが、MEOの支援会社は慎重に見極める必要があります。支援業者の中には、ガイドラインに反する手法を提案するケースもあるためです。
次のような提案をする業者には注意してください。
- 「口コミを○件増やします」と成果を約束する
- 「成果報酬型」で順位を保証する
- 具体的な施策内容を説明しない
支援会社の施策がガイドラインに反していても、責任を負うのは依頼した店舗側です。
契約前に、「ガイドラインを遵守しているか」「具体的な施策内容は何か」をしっかり確認し、信頼できるパートナーを選びましょう。
とくにインバウンド向けのMEO対策では、訪日客の行動特性を理解し、成果につながる施策を継続してきた支援会社を選ぶことが重要です。
口コミコムは、店舗情報管理やMEOの支援に加え、インバウンドの市場データや成功事例を発信する業界最大級のビジネスメディア「訪日ラボ」も運営しています。インバウンド施策とMEOを両輪で進め、貴店の集客強化を後押しします。
MEOを強化し、自店舗への集客を強化したい場合は、「口コミコム」をご検討ください。
「MEO=順位」ではない

MEO対策は「Googleマップで1位を取ること」が目的だと思われがちです。しかし、MEOの本来の目的は、「お店を見つけてもらい、来店につなげること」です。
たとえ上位に表示されても、写真が魅力に欠ける、口コミ評価が低い、情報が更新されていないといった状態では、来店の決め手になりません。
順位だけを追うのではなく、ユーザーが見たときに「行きたい」と思える内容になっているかを常に意識しましょう。
正確な情報を整え、魅力が伝わる形で更新し続けることが、結果として集客につながります。
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Googleマップでインバウンド集客した事例×3
最後に、Googleマップを活用してインバウンド集客に成功した3つの事例をご紹介します。
月商350万から1,000万へ!多言語投稿ですぐに集客を実感

ある焼肉店は、開業から1〜2年は知人の来店が中心で、新規集客が伸び悩んでいました。
月商は350万円前後で頭打ちになり、目標の600万円には届かない状態が続きます。グルメサイトの評価もなかなか上がらず、訪日客を取り込みたい一方で、何をどう発信すべきかわからない状態だったのです。
そこでMEO対策ツールの「口コミコム」を導入し、Googleマップでの多言語投稿を開始しました。あわせて店内に口コミページに遷移するQRコードを設置し、来店者が口コミを投稿しやすい導線も整えました。
取り組み開始後、まもなく外国人の来店が増加。台湾からの常連客が生まれ、その口コミや紹介をきっかけに10組以上が来店しました。口コミ評価は★4.5を維持し、月商は350万円から1,000万円へと伸びています。
詳しくは「【売上350万→1,000万へ】口コミコム×大衆点評で焼肉店が“インバウンド繁盛店”に」の記事をご確認ください。
口コミ増に伴い、インバウンド集客も増

複数ブランドの飲食店を展開するある企業では、店舗ごとのGoogleビジネスプロフィール管理が追いつかず、情報更新や発信が後手に回っていました。
MEOや口コミ施策の知見も十分ではなかったため、何が有効な打ち手かを判断しづらく、認知を広げる体制づくりが課題となっていたのです。
そこでMEO対策ツールの「口コミコム」を導入し、複数店舗の情報を一括で管理できる運用へ切り替えました。外国語の口コミにはAIによる自動翻訳機能を活用して迅速に返信し、多言語投稿やメニュー情報の整備も継続的に実施。
口コミ獲得を強化して以降、口コミ数は3倍以上に増加。新店舗のオープン時にはイベントと連動させ、2日間で180件の口コミを獲得しながら、評価は★4.7を維持しています。
詳しくは「店舗の個性とチェーンの平準化を口コミコムで。――「つじ田」、「金子半之助」、「田中商店・田中そば店」を運営するオイシーズが挑むMEOとインバウンド対策の最前線」の記事をご確認ください。
Googleマップ上の「反応数」が544%アップ

大手鉄道グループが運営するある飲食店では、コロナ禍でインバウンド需要が落ち込んだことを受け、国内客向けの集客強化と、将来のインバウンド回復を見据えた準備を進める必要性を感じていました。
しかし、Googleビジネスプロフィールをどう活用すべきか分からず、具体的な施策に踏み出せない状況だったのです。
そこでMEO対策ツールの「口コミコム」を導入し、情報整備・口コミ獲得の促進・投稿発信を一体で進める施策を実施しました。
その結果、以下のような大きな成果が出ました。
- Googleマップの反応数(ルート検索や電話など来店に近い行動の数):44.44%増
- 検索数:415.25%増
- プロフィール閲覧数:668.16%増
今回の施策で得たGoogleビジネスプロフィールと口コミ運用のノウハウを各施設へ展開し、グループ全体の集客力向上に取り組んでいます。
施策の詳細を知りたい方は、「業界初の実証実験で、Googleマップ上の反応数が544.44%アップ!」をぜひご覧ください。
まとめ|Googleマップは「今すぐ」始められるインバウンド対策
Googleマップは、訪日外国人の99%が使っている集客ツールです。無料で使えるため、大きな広告費をかけずに、世界中の旅行者に店舗をアピールできます。
効果的に取り組めば集客が期待できる一方、効率的に集客するにはテクニックが必要で、方法を間違えるとアカウントを停止されるリスクもあります。
「口コミコム」なら、複数店舗のGoogleビジネスプロフィールを一括で管理でき、多言語の口コミ返信やMEO運用もAIで効率化できます。
導入企業では、Googleマップの表示回数が最大810.2%増、Googleマップ経由の来店数が最大337.1%増といった実績もあります。
ツールの提供にとどまらず、インバウンド施策に精通した担当者が運用をサポートします。
Googleマップ対策を無駄なく進めたいなら、ぜひ一度「口コミコム」の資料をご確認ください。